今日は損害賠償の積極損害について詳しく説明していきます。
救護費
交通事故発生直後にかかる費用です。
救助捜索費、事故現場での応急処置費用、救急搬送費などがあります。
治療費
診察費、検査費、入院費など治療にかかった費用です。
入院中の食事に関しても治療費に入ってきます。
入院雑費
入院雑費は細かい計算になってしまうので、一日1300~1500円と一括で支払われます。
付添看護料
看護師などを雇った場合は実費を請求できます。
親族が付き添った場合は、一日につき5000~6500円が請求できます。
通院雑費
通院中の雑費も請求できますのでこまめに領収証を取っておきましょう。
温泉治療費
医師の指示により温泉治療を行った場合は請求できます。
将来の治療費
将来的に支出が確実な治療費は請求できます。
子供の委託料
治療などのために預けた場合に掛かった費用を請求できます。
文書料
診断書、交通事故証明書、印鑑証明書を作成した時の費用も請求できます。
その他
階段、風呂場、トイレなどをバリアフリーに改造する費用
(被害者の怪我の程度、内容、年齢などを参考に必要性があるとき)
今回は10個に分けましたが、この他にも事故に関係しているものであれば請求できます。
なので、事故によって発生したものの領収書を取っておくことをお勧めします。
次回は消極損害について説明していきます。
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