後遺症を残さないための交通事故治療

使用しても等級が上がらない自動車保険

2013年02月27日

4つの自動車保険についてお話します。これらの補償は保険会社によってノーカウント事故として扱われます。よって、無事故として扱われるので保険料が上がることはありません。

  1. 搭乗者傷害保険
  2. 人身傷害保険
  3. 無保険者傷害保険
  4. 弁護士費用補償特約

この4つの保険がノーカウント事故として扱われるものです。

「搭乗者傷害保険」

契約自動車の運転中に怪我をした場合に決められた損害額を補償してくれるものです。つまり、運転中の方、ご同乗の方が怪我をした場合になります。ポイントとしては、単独事故や過失が100%の事故でも補償されます。

 

「人身傷害保険」

自動車事故によって怪我、死亡した場合の損害額を過失割合に関係なく補償するものです。保険によっては、歩行中の事故や他の自動車に乗っている場合まで補償されるものもあります。

【point】

  1. 交通事故で怪我、死亡した場合の損害額を補償
  2. 交通事故で相手に支払い能力がない場合も補償
  3. 単独の交通事故でも補償される保険がある
「無保険者傷害保険」

この保険は、相手が任意保険未加入加入してても十分な補償が受けられないときに補償される保険です。契約自動車の事故で搭乗者が怪我や死亡した場合に支払われます。

※怪我の場合後遺症が残る場合に限ります。

【point】

  1. 保険に加入していない相手との事故により搭乗者が怪我や死亡した場合を補償。
  2. 相手の保険では損害賠償額に足りない場合、不足分を補償。
  3. 当て逃げなど、相手が不明の場合にも補償される。

 

「弁護士費用補償特約」

交渉を弁護士に依頼した場合に、交渉、訴訟、調停、仲裁のための費用を補償します。

【ケース1】

ご自身に過失がなく明らかに相手の過失の方が大きいのに損害賠償請求や示談交渉に応じない場合。尚、過失割合に大きな争いがある場合も可能です。

【ケース2】

子供が通学中に自動車との接触事故で怪我をした際に、損害賠償請求や示談交渉に応じない場合。

 

※本記事は厚生労働省認可の国家資格者:柔道整復師 田所祐介が監修しています。

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