後遺症を残さないための交通事故治療

2012年茨城県水戸市の交通事故発生状況

2012年09月8日

今日は交通事故についてお話します。

今から説明するデータは茨城県内で発生した事故に基づいています。

平成23年を基準にしますが、1年間で15010件の事故が起きています。

1日に換算すると約41件の事故が起きている計算になります。

この数字から計算すると

1日当たりの死亡者数 0.5

1日当たりの負傷者数 53

このようになってきます。

とても多いですよね?

《事故発生件数》

23年8月末の交通事故発生件数 9647件 死者104人 負傷者12562

24年8月末の交通事故発生件数 9549件 死者92人  負傷者12619

比べると事故自体は減っているのはわかりますね。

死亡者数もシートベルトの装着意識が高まったため減少していると思われます。

 

《シートベルト装着状況》

運転席 96.8

助手席 91.2%

後部席 34.4%

前の座席に関しては比較的高い装着率ですが、100%ではありません。

後部座席についてはとても低い水準です。

法律的には平成24年現在で、全席シートベルト着用義務化されています。

しかし、後部座席のシートベルト装着義務は高速道路では罰則がありますが、一般道での罰則はありません。

事故の際に後部座席の人がフロントガラスを突き破ってしまうことは珍しいことではありません。

罰則の有無に関わらず後部座席でもシートベルトを装着するようにしましょう。

ちなみに、平成23年のチャイルドシートの装着率は56%とこれも低い水準になっています。

 

《全国の死亡事故多発都道府県順位》

茨城県は11位と比較的高い順位になっています。

この順位より飲酒運転による死亡事故の方が問題だと思います。

 

《飲酒運転事故発生件数》

平成27年7月末の段階で飲酒運転による死亡事故は8件起きています。

この事故こそが真っ先になくさなければならない事故です。

 

《年齢別交通事故発生件数》

年齢別の交通事故の増加率は60歳からプラス傾向になっています。

やはりニュースなどを見ても高齢者の交通事故が多いですよね。

 

《時間帯別事故発生件数》

16時~19時がピークになります。

辺りが暗くなってくるのと、帰宅する自動車が多くなる時間帯の為に事故が多発しているのだと思います。

ヘッドライトは早めの点灯を心がけましょう。

 

交通事故が起きないことが一番ですが、交通事故0件になることは人間が運転している限り無理でしょう。しかし、死亡件数を減らすことはできると思います。法定速度、交通ルールを守り、シートベルトをきちんと装着すれば減っていくのは確かなことでしょう。

一人ひとりが意識して運転していきましょう。

 

 

※本記事は厚生労働省認可の国家資格者:柔道整復師 田所祐介が監修しています。

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